GalleryQ/QConceptinc
>> Q_HOME >NEWS Mitsui Fudosan Retail Management
Exhibition Now Exhibition Archives Schedule Reservation Links Past Projects




展覧会名

第8回三井不動産商業マネジメント・オフィース・エクスビション
The 8th Mitsui Fudosan Retail Management Office Exhibition

開催期間

2014年9月27日(土)ー2015年4月17日(金)

一般の方々の鑑賞は'14-12/5、'15-2/6にご覧ください、フリートークが有ります。
2014年12月 5日(金) 開催時間:18:15-19:30 (大塚・吉田・赤池・高嶋)
2015年2月 6日(金) 開催時間:18:15-19:30 (浅井・宋・市塚)

主催

三井不動産商業マネジメント株式会社

三井不動産商業マネジメント式会社 ホームページ>>
目的

企業における芸術文化の育成と社会貢献活動を目的とする。
アートのクリエイティビリティーを感受し、会社内及び社員への文化普及活動として開催する。
7室のオフィースをギャラリーとして活用の場を広げる。
現役の美術大学生及び若手アーティストの作品の発表の場を提供する。

企画趣旨

企業における文化の育成と社会貢献の一環として浜町センタービル12階のオフィースを
アーティストに提供することで、企業文化と地域社会における芸術文化の発展に寄与する。
21世紀型グローバル企業を目指し、文化創造の枠を超えて 地域と共に「社会に豊かさと潤
いを」実現する、三井不動産グループの企業理念に合致するものです。

キュレーター:

上田雄三(キュレーター)
運 営: 有)キュウコンセプト/ギャラリーQ

Art Works


大塚 弓絵 Ohtsuka Yumie


Private zone 7(左)
アクリル、墨、カンヴァス
91×72.7cm
2014

syoso (右)
アクリル、墨、カンヴァス
60.6×72.7cm
2014


ステートメント:
誰でも意識している時は感じれない、潜在意識の中にあるものをふとしたき
っかけで刺激される。現在、疑似科学として世間には公に認めてられないが、
現象や事象として"サブリミナル"という言葉と効果がある。それは現代で
は普段日常の中で何気なく目にする広告やCMといったマスメディアの情報
のなかに 、サブリミナル効 果を狙った者 が 作為的な手法と意図でいつの間
にか観る者が知らないうちに新たな情報を盛り込み繰り返すことによって、
場合によっては普通に見ている内容とは全く異なる感情を刷り込ませている
時があるとされている。知覚される意識と潜在意識の境界領域より下の層、
深層に刺激を与える現象を”サブリミナル”と定義しているのだが、果たし
て絵画や音楽といった芸術的行為自体にもその効果が現れるの
だろうか日々探っている。

Ohtuka Yumie CV

1989 東京都生まれ
2012 女子美術大学芸術学部絵画学科洋画専攻 卒業
2014 女子美術大学大学院美術研究科修士課程美術専攻 洋画研究領域 修了

吉田 佳織 Yoshida Kaori


優しい人 I(左)
アクリル、カンヴァス
60.2×90.3cm
2014

優しい人 II(右)
アクリル、カンヴァス
60.2×90.3cm
2014


ステートメント:
街を歩いているとたくさんの人とすれ違うのに、多くの人は関わることなく通
り過ぎていく。けれど、人はみんなどこかでつながりながら生きていると思う
ことがよくあるのです。人から人に気持ちが伝染したり、誰かの行為が他の誰
かの行動を変えたり。
たくさんの人を包み込むような大きな場所では、悲しみも苦しみも、記憶も、
たくさんの思いを飲み込んで一緒に呼吸している。
海、森、プール、公園、交差点…。すれ違ったまま出会うことがない人たちが、
影響し合いどこかでつながり合う不思議を思い絵を描いています。


Yoshida Kaori CV

1989 埼玉県生まれ
2013 多摩美術大学 美術学部絵画学科油画専攻卒業

浅井 里江子  Asai Rieko

 

My gentle army T(左)
羊毛、パネル
72.7×91cm
2014


My gentle army II(右)
羊毛、パネル
72.7×91cm
2014

  ステートメント:

人は一人では生きてはいけない。
誰かに支えられ、誰かを支え、生かされながらまた誰かを生かしている。
人と共存していく中で、自分の色や形が分からなくなる事もある。
他人に侵食され混ざり濁ってしまったと思う。悲しいことに、
いくら望んでも他人と混ざり合うことは決してないというのに。
自分を形づくるのは自分でもあり他人でもある。
皆が皆、自我を押し通し、鋭く硬くぶつかり合っていると、
この世界は破綻してしまう。
柔らかい形で時にしたたかに陣取り合戦をしている色たちを
私は神の目線で見つめる。

Asai Rieko CV

1989 香川県生まれ
2013 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
2014 多摩美術大学博士前期課程絵画専攻油画研究領域2年在籍


吉田 佳織 Yoshida Kaori

プール(左)
アクリル、麻布、パネル
51.3×73.3cm
2014

昨日の行方 (右)
アクリル、カンヴァス
60.2×90.3cm
2014



ステートメント:
街を歩いているとたくさんの人とすれ違うのに、多くの人は関わることなく通
り過ぎていく。けれど、人はみんなどこかでつながりながら生きていると思う
ことがよくあるのです。人から人に気持ちが伝染したり、誰かの行為が他の誰
かの行動を変えたり。
たくさんの人を包み込むような大きな場所では、悲しみも苦しみも、記憶も、
たくさんの思いを飲み込んで一緒に呼吸している。
海、森、プール、公園、交差点…。すれ違ったまま出会うことがない人たちが、
影響し合いどこかでつながり合う不思議を思い絵を描いています。


Yoshida kaori CV

1989 埼玉県生まれ
2013 多摩美術大学 美術学部絵画学科油画専攻卒業

市塚 寛子  Ichitsuka Hiroko



どこそこかしこ (左)
岩絵の具、雲肌麻紙、パネル   
100×80 cm
2009

USA産 (右)
岩絵の具、鳥の子紙、パネル   
100×72 cm
2012


ステートメント:
私は、物質的には豊かではあるけれども、どこか空虚である現代に生きる
私たちをテーマに日々制作しています。そこで、身のまわりのものをモチー
フとして選んでいます。自分の眼でよく観察して徹底的に描写することによ
って、日常の中に見え隠れしているたしかなものを捉えたいです。
 また、「どこそこかしこ」は普段人に踏まれていても気づかれないような雑
草、「USA産」はディスカウントストアでその他の商品と同じように販売され
ていたうさぎに焦点をあてて描きました。

Ichitsuka Hiroko CV

1990 神奈川県生まれ
2013 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業
2014 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻日本画研究領域2年在籍 

ソン・ヨンジュ Song Yeonjoo

Tropical Fish-I(左)
アクリル、カンヴァス 
45.5×53cm
2014

Tropical Fish-2(右)
アクリル、カンヴァス 
53×65.2cm
2014


ステートメント:
大人になってはじめてスキューバダイビングを経験し、私にとって海の中とい
う空間は、神秘が内在されている数多くの生き物とともに呼吸しながらふれあ
える自由で楽しい空間であった。とくに海の中の空間と生き物たち、それぞれ
の時空間の中で多様にうつられる生き物たちの形象やかたち、その表面の色や
質感などを接することは海の中で最高の瞬間であり、それらをモチーフとして
自分の「潜在意識」と「無意識」を通じた作品制作を行っている。
創作活動の表現手法において、私の経験とその記憶の出会いにうつられる海の
中と生き物たちが、時空間性によって変わり続けられ、「部分と部分」又は
「部分から部分へ」つながっていることにある。特に「部分と部分」、「部分から
部分へ」つながる時間的な表現というのは、例えば、海の中の様々な空間の中
に熱帯魚や軟骨魚類、海草などが、光で眩しく輝き、それぞれの部分が多様で
神秘な形状とかたちでつくりだされ、特定の部分と部分が交わってふれあう、
又は部分から部分へつながりがもう一つの形状をうみだすような多様性を変化
と強調、結合とともに表現したことである。

Song Yeonjoo CV

1982 慶尚南道昌原市生まれ、韓国
2006 慶南大学美術教育科卒業、韓国
2014 多摩美術大学大学院絵画専攻油画研究領域油画専攻2年在籍

 

赤池 千怜   Akaike Chisato


Una chiesa (右)
アクリル、カンヴァス
91 ×72.5cm
2010

The street in front of hotel (中)
アクリル、カンヴァス
45.5x53cm
2010

Piazza San Marco (左)
アクリル、カンヴァス
45.5×38cm
2010


ステートメント:
私にとって作品は、日常の中からわいてきたイメージや感覚、感情を投影して
いる痕跡です。
作品は主に複数の人物や建造物、風景を組み合わせて構成します。
本作は、実際に訪れたイタリアで経験した「外国人がすべて同じ顔に見えた違
和感」を描きました。私は以前から、歴史を背負った古びた建造物に魅力を感
じてきました。建造物からは異国の文化、習慣を読み解くエネルギーのような
ものが、人々の営みの痕跡や気配、生命の息づく様子を感じとるからです。
しかし、初めて触れた外国の文化、言葉の壁は、私に強い違和感を残しイタリ
ア人が影のように黒い物体として脳裏に焼き付けられました。
建造物と人に感じた強い違和感は埋められることもなく、いまだに色濃く記憶
に残っています。

Akaike Chisato CV

1989 東京都生まれ
2012 女子美術大学芸術学部絵画学科洋画専攻 卒業
2014 女子美術大学大学院美術研究科修士課程美術専攻洋画研究領域 修了



市塚 寛子 Ichitsuka Hiroko

SHINE 
岩絵具、雲肌麻紙 
91×182cm
2009

 



ステートメント:
私は、物質的には豊かではあるけれども、どこか空虚である現代に生きる
私たちをテーマに日々制作しています。そこで、身のまわりのものをモチー
フとして選んでいます。自分の眼でよく観察して徹底的に描写することによ
って、日常の中に見え隠れしているたしかなものを捉えたいです。
 また、「SHINE」は、現代の私たちの生活はたくさんの好きなものに囲まれ
て輝いているようにみえるが、それは一方で地球に死ねと言っているような
環境破壊行為によってもたらされていると考えて、制作しました。

Ichitsuka Hiroko CV

1990 神奈川県生まれ
2013 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業
2014 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻日本画研究領域2年在籍 


高嶋 英男 Takashima Hideo

何も入っていない
陶、釉薬、箔
W50×H50×D50cm
2014





ステートメント:
「花瓶」と「身体」が一つになるとどうだろう。
「花瓶」という本来花を引き立てるために、この世の中に生まれた脇役が生を
伴った不可解な存在としてその立場を反転させることになるのではないか。
「瓶の口」と「顔」が一つになるとどうなるだろう。
アイデンティティを表す場所が「からっぽ」となり、私たちは当たり前のよう
に受け止めている存在というものの不確かさについて考えることになるのでは
ないか。
作品をつくるには日常の中にある「隙間」に目を向けることが大切だと思う。
どんなに小さな隙間だとしても、時にそれが大きな問題を解決する糸口となる
ことがあるからだ。

Takashima Hideo CV

1981 東京都生まれ
2010 多摩美術大学美術学部工芸学科卒業
2012 多摩美術大学大学院美術研究科工芸学科修了
2014 東京芸術大学大学院彫刻専攻修了
 BACK TO TOP